クラウド型Web給与明細システムとは?導入する際のお役立ち情報をご紹介!

このサイトでは給与明細システムの導入を検討している企業担当者の方にむけて、活用できるお役立ち情報を各種コンテンツを通じて幅広く御紹介しています。従来からオンプレミス型が提供されてきましたが、最近普及が進んでいるのはクラウド型です。オンプレミス型と比較して特長的なのは、頻繁な法改正に対してもリアルタイムでアップデートして正しい手続きを順守することが出来る点です。無料から月額料金を採用しており、初期コストがやすくすむのもメリットです。
クラウド型Web給与明細システムとは?導入する際のお役立ち情報をご紹介!
クラウド型の給与明細管理システムとは、従業員に交付する給料明細を電子化して作成しインターネット上で公開することを可能にするシステムのことです。
給与明細管理システムを採用することのお役立ち情報としては、時間と空間の制限を受けないことを上げることが出来ます。
端末さえ手元にあればいつでも給与明細を確認できることから時間制限を受けることがありません。
紙ベースで保存する必要がなく、いつでも過去のデータも参照できて利便性の高さも意識されているようです。
Web給与明細システムの提供形態にはクラウド型とオンプレミス型の2種類がある
Web給与明細システムとは、従業員に発行交付する給料の明細を電子化しインターネット上に公開し、必要に応じて従業員がアクセスして内容を参照することができるシステムのことです。
平成19年1月の税制改正により所得税法に導入したことで従来は紙ベースでの交付を義務付けていた明細を、電子データ形式で保存交付することを認めたことで普及が進みました。
現在のウエブ給与明細システムには大別すると、オンプロミス型とクラウド型の二つにわかれます。
オンプロミス型の提供形態はCDなどのメディアで、自社パソコン内にダウンロードし自社サーバー内で運用するというものです。
初期投資が高くなる傾向がありますが、自社の現状に応じてカスタマイズする余地が豊富です。
これに対してクラウド型とは、各社ベンダーがインターネット上で公開されているシステムを利用して給与明細の計算から公開までの一連の作業をカバーするのが特徴です。
無料から月額の利用料金を支払うのが一般的で、イニシャルコストを節約できます。
専用型のクラウド型Web給与明細システムの特徴
クラウド型の給与明細管理システムは、従業員に書面の形で交付していた給料明細をデータ化してインターネット上で公開して従業員が必要に応じて任意のタイミングで取得することを可能にするシステムのことです。
オンプレミス型システムのように自社内のパソコンにダウンロードする必要がなく、すぐに運用を開始することができます。
システムにはいくつかの種類がありますが、給与明細専用型はとりわけシンプルで運用コストがやすくすむのが特徴です。
専用型システムでは他の工程で作成した給料の明細データを取り込んで、インターネット上で公開します。
したがって給与計算などは従来どおり手計算や給料計算システムを活用し泣ければなりません。
つまり給与計算データをCSV形式を採用するなどして計算システムに取り組む作業が別途必要になるわけです。
ただし機能は非常にシンプルで、取り扱いが簡単で運用上のコストも安価なため初めて給与明細システムを導入するにもハードルが低いのがメリットです。
給与計算一体型のクラウド型Web給与明細システムの特徴
給与明細システムのクラウドタイプとは、従業員の給料明細の情報を電子化しインターネット上で公開して、従業員がいつでも好きなタイミングで参照確認することを可能にするものです。
給与明細管理システムには実装されている機能に応じて複数の種類が存在します。
なかでも給与計算一体型システムとは、給与計算から明細のインターネット上での公開までの一連の作業をカバーするシステムになります。
給与計算にあたっては各種の控除内容や、各従業員の勤怠情報などを把握入力する必要がありますが、これらのデータを入力し給与計算を自動化する機能を実装しています。
このシステムを採用することで別途給与計算する必要がなくなるのがメリットです。
反面これまで使用していた給料計算システムからの以降作業に迫られることになります。
導入に際しては担当部署のスタッフに対して、作業内容の説明と習熟の為にベンダー担当者からのチュートリアルなどを検討するのがベターです。
労務管理一体型のクラウド型Web給与明細システムの特徴
給与明細管理システムとは、従業員に交付する給料明細のデータを電子化しインターネット上で公開することを可能にするものです。
社内パソコンにソフトをダウンロードするオンプレミス型に対して、クラウド型ではダウンロードする必要がなく初期費用も抑えることができるため最近では主流になりつつあります。
給与明細管理システムにはいくつかのタイプがありますが、なかでも労務管理一体型は労務管理全般をカバーするのが特徴です。
労務管理の範疇には入社管理にはじまり、社会保険や労働保険の保険料徴収や支給業務、マイナンバー管理から年末調整に至るまで広範囲を対象にしています。
さらに人事管理システムを実装しているタイプも登場してきました。
労務管理一体型給与明細システムのメリットは、労務管理全般を対処することができて事務負担軽減につながるうえに、一元管理により無駄な作業が発生しないことです。
反面多機能で取扱には習熟が必要で、初期費用も高くなる傾向にあるのがデメリットといえます。